みなさんこんにちは!
トレーナーの相馬です!
みなさんはダイエット中に体重が減りにくくなったりしたことはございませんか?
減らない体重のせいでモチベーションが下がってしまったり、ダイエットを挫折してしまうことも。。。
そんな停滞期を抜け出すために今回は、ダイエット中に訪れる停滞期について解説いたします!
ダイエット中の停滞期とは?
ダイエットの停滞期は、ダイエットを開始してから2週間〜1ヶ月ほどたった頃に迎える方が多いです。
ダイエットスタート直後は、これまでの食事や運動量から変化し順調に体重が落ちていくことが多いのですが、ある程度ダイエットが進んだ段階で、体重が急に減らなくなってしまうことがあります。
このような状態は、ダイエットが停滞していると言っていいでしょう。
ただ、一般的に体重はその日の体内の水分量など様々な要因で増減しますので、昨日今日体重が減らないから停滞期だと判断するのではなく、1週間前後体重が減らないなとなったら停滞期かなと思うようにしましょう!
停滞する原因とは
そもそもどうして体重が停滞するのか、その原因は人間が持ち合わせている機能にあります。
ダイエット中は、普段よりも摂取カロリーが少なくなり、体からすると常にエネルギーを欲している状態です。
分かりやすく言えば飢餓状態にあると言えます。
ですが、人間には環境に適応する能力が備わっていますので、このカロリー不足や運動量の増加に伴う環境の変化に適応しようとします。
この人間の環境に慣れようとする能力をホメオスタシス(生態恒常性機能)と呼ぶのですが、
この適応能力によって、飢餓状態に耐えうる体、つまりエネルギー消費を抑えた低燃費な体に変化します。
ダイエット中は、エネルギーを消費して体内の脂肪を減らしていくことが大きな目的になりますので、この便利な人間の能力が停滞の要因となってしまうのです。
また、カロリー制限中はタンパク質なども不足しがちです。筋肉を作る栄養素が足りなくなってしまえば、それだけ筋肉量の低下を引き起こすことになりますので、基礎代謝も低下していきます。
これによって、日常生活で消費するエネルギーも低下していきますので、よりカロリーを消費しない体になっていきます。
停滞期を打破するためには
- 運動量を増やす
- 食事量(摂取カロリーを減らす)
- チートデイ(たくさん食べてもいい日)を作る
などの方法があります。
運動量を増やす、食事量を減らすのは自身の体力や現在の摂取カロリーから可能かどうか考えながら実施すると良いでしょう。
現在すでに運動量が多く疲労している、これより摂取カロリーを減らすと一日の活動がうまくできないなどの場合は、余計体が低燃費な体になってします原因になりますので、逆効果になってしまうことも考えられます。
ここは、人それぞれの活動量や体力に左右されますので、自身の体と相談するか、判断が難しければトレーナーなどのプロに相談することをおすすめします。
もう1つのチートデイは、最近耳にする方も多いと思いますが、直訳すると「騙す日」ですので、体に「飢餓状態じゃないよ」「エネルギーを消費しても大丈夫だよ」と教えてあげることが大事になります。
人間の活動の大部分は、糖質をエネルギーとしていますので、1日〜2日の間に、普段よりも多く糖質を摂って飢餓状態を抜け出したと思い込ませましょう!
こうすることで、減っていた消費カロリーが元に戻り停滞していた体重がまた減り始めればチートデイ成功です。
糖質を摂ることによって一時的に体重が増加することが多いですが、体内の水分量の増加によるところがほとんどなので、気にしなくても大丈夫です。
ダイエット食が続くことによるストレス緩和も目的としているので、心配せずにしっかり食べてあげるほうが効果的です。
まとめ
今回はダイエット中の停滞期についての解説でした。
頑張って食べるものを減らして、運動もしたのに体重が減っていないと気分が下がりますよね。。。
ここで無理に体をさらに追い込もうとすると、かえって逆効果になってしまうこともあります。
自分が今どういう状態なのかをしっかり判断するとともに、それに合わせた適切な対処をすることが停滞期を乗り越えるためのコツです!
ダイエットは一日二日で、大きく変化するというよりは目標に向かってやるべきことを着実にやっていくことのほうが大事です。
停滞したからといって焦らず、時にはチートデイなども活用してコツコツと進めていきましょう!