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ダイエットの基本2〜栄養素のバランスはどうするの?〜

カロリーと栄養素

 

ダイエットをする上で、カロリー収支を考慮していくことはとても重要ですが、それと同時にそのカロリーを構成する栄養素のバランスも考慮しなければいけません。

 

カロリーつまり人間の体を作り・動かすエネルギーは主にタンパク質・脂質・炭水化物の3つの栄養素から生み出されます。

 

・たんぱく質(Protein): 体の細胞を構築し、維持し、修復する役割を果たします。骨、筋肉、皮膚、髪、そして身体の他の部分は主にたんぱく質でできています。また、酵素、ホルモン、抗体など、体内の様々な化学反応を助ける重要な役割も果たします。

 

・脂質(Fat):エネルギー供給源であり、体温を保つための絶縁体としても機能します。また、細胞膜の構成成分であり、ホルモンを生成するためにも必要です。さらに、必須脂肪酸を含む脂質は、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンの吸収を助けます。

 

・炭水化物(Carbohydrate): 主要なエネルギー源であり、脳と身体の主要なエネルギー供給源となります。炭水化物は消化されやすく、素早くエネルギーに変換されます。また、食物繊維も炭水化物の一種で、消化器系の健康を維持するために重要です。

 

この3つの栄養バランスが崩れてしまうと、体がうまく機能しなくなってしまい、ダイエットにも悪影響を及ぼします。

 

PFCバランスとは

先ほどのタンパク質・脂質・炭水化物の3つの栄養素のバランスのことをPFCバランスといいます。

理想的なPFCバランスは個々の健康状態、遺伝、生活スタイル、運動習慣などにより異なります。そのため、自分の身体とライフスタイルに最適なバランスを見つけることが重要となります。

 

ダイエット中のPFCバランスの一例を自身の経験から紹介すると、

P3:F2:c5でダイエットを進めることが多いです。

 

カロリーの話に戻りますがタンパク質と炭水化物は1gあたりのカロリーが4kcalとされています。

それに対して脂質は1gあたり9kcalです!そのため、総摂取カロリーを抑えるために脂質の割合を少し低めに設定しています。

 

ですが、このバランスも人それぞれベストなバランスが異なるので、

女性の方はホルモンバランスの関係上脂質の割合を少し上げても良いと思いますし、日頃トレーニングを頻繁に行っている方は、筋肉の修復と成長を促すためにタンパク質の割合を増やしても良いと思います。

 このようにPFCバランスを考慮し、自分に合ったバランスになるように少しづつ調整しながらダイエットを進めていくと、体に極端な悪影響が出にくく、健康的にダイエットを進めることができます。


当然カロリー収支が消費>摂取になることがダイエットの大前提なので、摂取カロリーの方が大きくなってしまった場合はバランスを大きく崩さないようにそれぞれの栄養素の摂取量を減らしていくと良いでしょう。

 今回は、これで終わりとさせていただきます。ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

執筆者:kazuki soma